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屋根上診断の結果(瓦は長持ちしますが・・・)

公開日: : 最終更新日:2016/06/30 住宅診断, 住宅診断事例

写真7
ホームインスペクションのメニューの中で屋根上診断は少ないです。
実際は雨漏りしていなければ瑕疵には問われないのでしても意味無いようですが、
天井裏に上がってみて下には出ていないけれど、跡があったり!
自らメンテナンスを考えていて、屋根工事の時期を判断される時に依頼されます。

登ってみても雨漏りを原因しているときは、めくる許可を頂いて原因を特定したり出来ますが
特に症状が無い場合には見て回るだけなのでどれくらいに時期にメンテナンスが必要かの判断程度の診断になります。

瓦>セメント瓦系>スレート瓦=金属系屋根の順番で長持ちします。

特に瓦は、瓦そのものの劣化よりズレ等の症状が多いです。
ただし最近は土を入れないで釘打ちされているのでズレも少なくなって行く事でしょう。

写真の例は・・瓦はまだ使えそうですが谷の部分の金属板が錆びています。
このままほっておくと穴があいてここから漏る事でしょう!

塗装や取り替えのメンテナンスか時期を見て全てを葺き替えるのか判断が必要になります。

遠目からは瓦が健全に見えてもこのような事もあります。
建設の時期や、年数を考慮して判断してもらいましょう。

ホームインスペクション、住宅診断、雨漏り診断
雨漏り調査等は・・

ホームインスペクション京都
公認ホームインスペクター
松田貞次

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