雨漏りと結露(小屋裏野地板の染みについて考察)
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最終更新日:2022/04/22
コラム, 中古住宅再創計画 NAOSU(なおす), 住宅診断, 住宅診断事例
断熱診断、省エネ診断、省エネ住宅、省エネ改修工事を行うことが多くなって
その様な依頼の中に、他社や建てた建設会社に原因不明の水漏れや水染みの相談を受けます。
最近になって結露についてクローズされる事が多くなってきました。
結露のメカニズムが解析され理解されてきてから今までは雨漏りや原因不明で
ほっておかれていた現象も結露であった事が多く解ってきました。
下記の写真は雨漏りと思われます
但し雨漏りだけでなく、結露も併発している様に感じますが
大きな要因は屋根からの雨漏りでしょう。
次の写真は結露と思われます。
大手ハウスメーカーの建物ですが見事に野地板の合板が濡れていて
時には雨漏りのように雫が落ちていたのでは無いかと思います。
ただ30年前の建物ではハウスメーカーと言えども断熱や気密には注目してないので
結露を誘発している建物は多く見られます。
このケースは小屋裏の換気も足りていないかと思います。
この様なケースでは報告の仕方が難しいケースでもあります。
「じゃあどうやねん?」ですよね・・
ホームインスぺクション京都では
中古住宅をホームインスぺクションや住宅診断していると、色んなケースを見かけます
ホームインスぺクターのブログやYOUTOBEを見ていると
何でも批判ばかりしている方もおられますが、その当時の流行や風潮を、施工事情も考慮して
事実は事実でお伝えしますが、鬼の首を取ったような報告は控えています。
あくまで第三者を守り、また感情的にならないで建物の価値を評価するようにして
現状使用可能か?補修が必要か?
そして、これからどうするかのアドバイスに努めています。
ホームインスぺクション京都
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省エネ改修、断熱改修、耐震改修工事 京都
公認ホームインスペクター
松田貞次
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