日本ホームインペクターズ協会近畿支部例会 講師 2016、2、26
平成28年2月26日 大阪中央公会堂にて日本ホームインスペクターズ協会 近畿支部 27年度 第6回例会が開催されました。
現在副支部長を仰せつかっている関係で、設営側に廻りことが多くてあまり講師をしていませんでしたが、一年振りぐらいの登壇です。
早くからインスペクション(住宅診断)に取り組んでる関係もあり、現場実績は多いので実例の中でも判断が難しい物や
相談者様への説明が難しかった実例を中心に45分ほど話させて頂きました。
私が取り組むホームインスぺクション(住宅診断)は中古の木造が多いので、築造年も幅広く、工法、地域も様々です。
木造住宅ひとつを取っても、建築された年月によってや地域性、分譲なのか、注文住宅なのかはたまた資金によって建築された背景が
あります、現在の基準に合わせたり、建築基準法と違うだけで、簡単に粗悪な建物の認定をしてしまう訳にはいきません。
以前若い弁護士が基礎に鉄筋が入って居ないという事実だけで、建物を瑕疵物件と決めつけたり、一級建築士にも関わらず、現行法令に合わせて30年前の建物を粗悪建物扱いしていました。私達ホームインスペクターは事実関係を適切に相談者に報告し、冷静な判断を促すのが仕事です、個人的な見解(ましてや未熟な、受け売りのような知識)で惑わせてはいけません、それだけに日々の勉強は欠かせ無いのです。
大きなインスペクション会社だから、一級建築士だから安心ではありません、日々勉強を重ねているインスペクターを選択されることを
お薦めします。
公認 ホームインスぺクター 松田貞次
ホームインスぺクション京都
中古住宅の住宅診断、耐震診断
中古住宅の再生、改修、耐震改修
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