気密測定をしてみました!
公開日:
:
最終更新日:2022/06/10
コラム, リフォーム・リノベーション, 中古住宅再創計画 NAOSU(なおす), 住宅診断, 省エネ診断・省エネ改修計画・省エネ改修工事
ホームインスぺクション(住宅診断)をしていると
耐震についての話しが多かったのですが
これからは断熱や気密の勉強も必要になって来そうですね。
最近住宅の省エネ化の話はメデイアや住宅雑誌、住宅専門家のブログやyoutobe等でも
良く目にしますが実際に取り組んでいる工務店や建設会社はどれだけいるでしょう?
性能を前面に出している工務店や建設会社の増えてきました。
先日実際に体験すべく、自分で気密測定にチャレンジしてみました。
また気密の数値に特に拘っていないが家が、どれくらいの数値なのかも知りたいのもありました。
メーカーから気密測定器をレンタルして
2件のお家で測定しました。
1件は断熱にも一定の施工がされていて、樹脂サッシ、太陽光等も取り入れたお家
2件目は長期優良住宅仕様で建てられてて外皮計算もされ一定の数値は確保してます。
両方共断熱には一応拘っていますが、気密には特に拘っていません。
お住まいの体感をお聞きすると、お昼間は床暖房だけでエアコンや他の暖房機器はあまり使ってない
前の家から比べたら随分違っていることを体感できるとにことでした。
然しながら両方とも、数値は個人情報の観点から控えますが超高気密とは行きませんが気密住宅程度でした。
数値にあまりに拘って、建築費用が上がる事は耐震でもいえる事です。
予算が膨大にある場合は耐震性も断熱性、気密性にもこだわりたいですが・・
私はバランスが大事だと思っています、ホームインスぺクションをするときも
お家のレベルに合わせてアドバイスするようにしています。
ただ工務店や建設会社が自社の建物の耐震や省エネについてどの程度のレベルかを把握はしているかは
大事で、お客様のリクエストに応えて、高気密高断熱のお家が適正価格で正確に施工できるスキルがあるかですね。
気密や断熱の考え方はまた別で書きたいと思います。
ホームインスぺくクション京都
耐震改修、省エネ改修京都
耐震診断、省エネ診断京都
公認ホームインスペクター
松田貞次
関連記事
-
-
2018-10 神戸DHCリフォームフェア 講演
2018年10月14日神戸DHCリフォームフェアにて講演 2日間のオープンスペースでのセミナーの講
-
-
ホームインスペクション 診断事例 動画1
ホームインスペクションの動画2です、打診棒の使い方の事例です。 https
-
-
高所カメラ ドローンより便利!
弊社のホームインスぺクション(住宅診断)をお受けするときには 出来る限り、小屋裏診断、床下診断
-
-
検査済証の無い建築物の救済措置の取り組み
優良な既存住宅や既存建築ストックの有効活用を促進する為に国土交通省も動き出しています。 国
-
-
赤外線(サーモ)センサーの使い方
弊社「ホームインスペクション 京都」としても私個人ホームインスぺクター(住宅診断士)も 色んな
-
-
年末年始の営業について 2017~2018
年末年始の営業日 2017年 12月29日 仕事納め 12月30日~1月8日
-
-
樋のゴミや苔、詰まり等
中古住宅にも色々あります。 工法が違う・・・木造でも在来や2×4 RC造(鉄筋コンクリー
-
-
自分で出来るご自宅チェックその1
専門家に依頼するきっかけにでなればと思い 素人でも出来る簡単なチェックを書いてみます。 まず
-
-
弊社お預かり物件2016・6
弊社のお預かり物件です。 現在弊社で新居を建築中で7月いっぱいくらいの完成ですので それ
-
-
本年もよろしくお願いします。
新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い致します。 50年近く続いている、
- PREV
- 13メートルのロッドが大活躍
- NEXT
- リフォームの途中検査は有効だと思います。