詐欺行為に注意!! 訪問セールスに良い業者はいません!
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最終更新日:2024/03/29
コラム, 住宅診断, 耐震診断・耐震改修工事・耐震の知識
2023年元日に能登半島を中心に大地震が発生し、京都でも震度3-4を観測しました。
このような自然災害が発生すると、詐欺行為が行われることがあります。
被災地での弱みにつけ込んだ詐欺行為は、人間が行うべきではない行為です。
詐欺には様々な種類がありますが、
中でも直接詐欺は被害者の家に訪問し
屋根や床下に入り込んで大げさな表現や違う家の被害の写真を見せたり
瓦をめくったりして多額な費用を要求する行為です。
このような場合は、訪問してきた業者を屋根や家に上げず、断りましょう。
忙しい時にわざわざ訪問までしてくる業者には、良い業者はいないと考えてください。
また、保険金詐欺も多発しています。
業者が宣伝や訪問で火災保険を申請させて行う詐欺まがい行為です。
本当に地震や台風で起こった損害なら、迷わず申請しましょう。
しかし、瑕疵や劣化で災害前から存在していた個所を
いかにもその災害時に出来たと嘘そつかせて申請させる手口もあります。
宣伝で「屋根や外壁の修理を補助金や保険で治せます」と語っているのは、ほぼその様な業者です。
原因が無い自然劣化や瑕疵の修理に国の補助金や損害保険は適用されません。
酷い業者の場合は、損害保険の代行をして、その代行手数だけ取る所や、
損害保険の費用を直接業者の口座に振り込ませて、修理をしないところもあります。
また、通常価格より多額な見積もりを書いて、ぼったくる業者もいます。
損保会社や行政だから騙しても大丈夫ではありません。
それはまさしく詐欺行為です。
冷静に対応される事をおすすめします。
芸能人が宣伝していたこともあるので、ホームページが存在するからと言っても信用しないようにしましょう。
迷われたら是非弊社までご操舵してください。
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