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この様なインスペクション業者に依頼しますか?

公開日: : 最終更新日:2019/01/26 コラム, 住宅診断, 雑記

今年の4月に宅建業法改正により既存住宅状況調査が始まりました。
国土交通省はこれをホームインスぺクションと位置付けるようですが
以前から取り組んでいる弊社から見れば、似て非なる物にしか見えません。

小屋裏や床下は対象外、屋根も外壁も見えない所は検査対象外です。
見えない事を良い事に、発見出来なければ入れる瑕疵保険を付ける事で
ごまかしています。保険対象になり事より、不安を取り除く事が
本来のホームインスぺクションの目的です
これでは消費者保護にはなりません。

最近この様なチラシが頻繁にFAXされてきます。
現在既存住宅状況調査の費用は4万~5万と言われています。

インスペクションちらし

現場調査とレポート作成で1日掛れば
決して効率良い仕事ではありません。

このようなグループに参加すれば、半分は持って行かれます。
また会社で受ければ経費が掛りますから、個人には1万円くらいしか
入らない事になります。

この費用で仕事する建築士に優秀な人は居ないでしょう?
志が高い人ならなおさらこの様なチラシのグループに参加しません。

大きな会社やグループに見えたり、立派なホームページを作ってる
会社のが信頼出来るように見えるかも知れませんが

ホームインスぺクションに関しては違うと思います。
大きなお家という買い物のアドバイザーです。

見掛けや価格で惑わされないようお願いします。

ホームインスペクター
松田

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