腐朽菌大量派生
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コラム, 中古住宅再創計画 NAOSU(なおす), 住宅診断
腐朽菌って知っておられますか?
木材腐朽菌は、木材を腐らせる菌の事を言います。
木材の主な成分のセルロースやリグニンを分解する腐朽菌は
繁殖すれば木材が腐り、強度が低下する原因になります。
特に床下の湿度が85%以上、木材含水率が25%を超えると
派生しやすくなるようです。
特に水回りの付近や、雨漏りや水漏れが原因で床下に水が溜まると
すぐに湿度や含水率があがります。
沢山床下を見てきましたが、多少の湿気が多いような床下でも
ここまで腐朽菌が発生することはまれです。
原因としては
1、給排水の不具合により床下に水がたまる。
2、立地条件で近隣に山や川があり、雨が続くと床下に水が浸透してくる
3、基礎の施工時の不具合で雨が基礎の継ぎ目などから浸透してくる
この3点が多く見られます。
この様な原因の場合は一般の方でも異常は感じると思います。
時々床下を覗いて注意してみてください。
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