外壁のシーリング劣化?施工不良?
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最終更新日:2022/03/01
コラム, リフォーム・リノベーション, 中古住宅再創計画 NAOSU(なおす), 住宅診断
最近はモルタル仕上げの上に塗装壁よりサイデング仕上げのお家が増えてきました。
それに伴ってホームインスぺクションでもサイデング壁が増えて来ました。
サイデイングも基材となる石綿板等の上に塗装されているので
モルタル上の塗装と同じく塗装がチョーキング現象などの劣化が始まると
基材自体の劣化につながるので、診断内容としては同じです。
違うところがジョイントのシーリングの状態です。
写真のようにめくれてしまっている事も多く見られます。
これはシーリングの劣化の一例ですが、施工不良の可能性もあります。
施工の時にバックアップ材や、プライマー等の処理を怠ったり、作業そのものを省くと3-4年で出てくる可能性があります。
シーリングの劣化で写真の様にめくれても下地も防水がされていれば、すぐに雨漏にはなりませんが
そのままほおっておくことは危険です。早い目のメンテナンスをお勧めします。
また一般的にはサイデイングの寿命よりシーリングの寿命が早く来ることが多いので
メンテナンスのタイミングが難しいです。
個人的には立地条件や性能によりますが
サイデングは最近はメーカー10年保証なので15年前後
シーリングは10年くらいからメンテのタイミングが始まると考えています。
それよりはやくすすめるセールストークには気をつけてください。
現に私は瑕疵や欠陥、施工不良以外にこれより先に塗装やシーリングのうち替えをしたことありません。
インスペクターとしてアドバイスを求めらた場合は
方角や劣化状態、またお家のメンテナンス計画によってアドバイスが変わります。
訪問型のリフォーム会社のセールスが来ると、危険性を強調してあおったりしますが
ホームインスペクター等の第三者的な専門家に相談してください。
長いお付き合いで、長期的に相談できる工務店や建設会社でも良いと思います。
お家は短いスパンでなくて、長期の計画考えるようにしましょう。
ホームインスぺクション京都
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公認ホームインスペクター
松田貞次
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