伝統技術 曳家さんに学ぶ事
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コラム, 中古住宅再創計画 NAOSU(なおす), 住宅診断, 耐震診断・耐震改修工事・耐震の知識, 雑記
1月27日に宇治は平等院近くで有限会社曳家岡本の岡本直也氏がお仕事をされていると言う事で
現場を見学させてほしいと依頼したところ、OKが出たので行って来ました。
現場を監修、管理されているのは寺川徹建築研究所所長の寺川徹氏
寺川さんは構造塾でも一緒に勉強した仲で熊本の地震現場でもご一緒しました。
今回は曳くと言う移動作業はありませんが
傾きを治す、沈下修正作業がなされていました。
丁寧に時間を掛けて作業されていいることが伺えます。
ジャッキを沢山使用して、数ミリ単位ででの調整
お伺いした時点では、家本体は基礎部分から離れて、浮いている状態でした。
また腐って無くなっている個所や、構造上必要な梁などを入れたりの
修正の途中で、全てまっすぐにしてから降ろすそうです。
簡単なジャッキアップは時々する事はありますが
ジャッキアップの方法一つとっても、意味があり
勉強になります。
何よりも貴重な建物を残す、安全に住めるようにする思いが
伝わる現場でした。
この日も兵庫や大阪だけでなく、静岡からも見学者が来られて
同じ思いの人が、こだわりがある人が集まる現場でした。
何事も勉強!岡本様ありがとうございました。
ホームインスペクション京都
住宅診断京都
松田貞次
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