防臭枡の点検について
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コラム, 中古住宅再創計画 NAOSU(なおす), 住宅診断, 住宅診断事例
今回はホームインスぺくクション(住宅診断)での発見みたいなケースではありませんが
中古住宅のホームインスペクション(住宅診断)の時に説明することが多い内容です
冬になって気温が下がると「排水の流れが悪い」とか「排水が詰まった」といった
緊急の連絡が入ります!
最近の設備(キッチンやユニットバス)はトラップ等で異物が流れにくくなっているんので
ほとんどの場合・・・防臭枡を掃除してないケースがほとんどです。
下記は何年も防臭枡を掃除してない為、配管まで詰まって結果キッチン下で水漏れしたケースです
一般的な地域では(地域によって枡の取り方が違います)上のような枡が設けてあります。
場所は雑配水(キッチン、浴室、洗面等・・便所以外かな?)と最終枡に間に設けてあります。
最終枡は通過枡なのでホームインスペクション(住宅診断)時んはこっちを見る方が大事です。
この枡は下水の匂いが住宅内に入らないように水を枡にためて封印することで匂いの逆流を防ぐ
役目を果たしている、大事な枡です。その為に写真のような主に油ゴミが溜まる仕組みになっています。
ここを1年に一回ぐらいは掃除しないと詰まってしまいます。
10年もほっておくと、写真のように配管まで詰まります。
ここまでくると、ジェット水流機等を持ちこんで掃除したり
最悪は配管の取替になります。
この写真は配管を取り出して工事した時の物です。
お家は買ってままほっておくと色んな痛みや不都合があります。
時には点検をして適切なメンテナンスをすることで長く使用できます。
ホームインスぺクション京都(住宅診断京都)では
点検法やメンテンナンスの仕方等もアドバイス出来ますので
お問い合わせください。
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公認ホームインスペクター
松田貞次
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