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コーキングの劣化って・・

公開日: : 最終更新日:2022/04/22 中古住宅再創計画 NAOSU(なおす), 住宅診断, 住宅診断事例

ホームインスペクション(住宅診断)に長く取り組んでいますが

最近モルタル仕上げからサイデイング仕上げの現場が増えて来ました。

よくサイデングの寿命はどれくらいですが?と聞かれますが

おおむねモルタルと同じでメンテナンスを適切に行っていれば50年以上でも

大丈夫では無いかとお答えしています。大事なのは基材の保護塗装の劣化に対して

適切にメンテナンスを出来るかがポイントだと思います。

サイデイング仕上げ場合表面の保護塗装も大事ですが

それ以上にジョイントのコーキング(シーリング)のメンテナンスが大事になります。

外壁より先に劣化が始まるコーキングのタイミングが難しいです。

前にコーキングの不良施工でめくれてしまっているお家について書きましたが

劣化とはどのような状態でしょう?

コーキングが雨風等により劣化して固くなり弾力性能が失われて割れや欠落が生じる現象だと思います

 

写真はコーキングは経年により劣化している状態です。

この状態になればすぐにでも打ち換え等のメンテナンスをおすすめします。

この写真はコーキングの劣化もありますが施工時の問題もあると思います。

(プライマー施工不良によるコーキングの定着不足等)

コーキングがこの様になる前に打ち換えるのが理想ですが

外壁や屋根の塗装とのバランスが問題です。

塗装やさんや工務店に相談するとすぐに見積もりを作って

営業をされると思いますが、本当に今が良いのかが疑問ですよね!

ホームインスぺクション京都ではこのような場合

現場の状況を診断して解りやすく説明させて頂き

一緒に考えて行きたいと思います。

 

外装劣化診断 京都

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公認ホームインスぺクター

松田貞次

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