*

新築工程検査 断熱材

公開日: : 最終更新日:2024/03/29 コラム, 住宅診断, 住宅診断事例

私は経験が豊富で、知識が必要とされる

中古住宅診断(中古住宅インスペクション)を好んで活動していますが

最近新築の工程検査が増えてきました。

社内検査や法定検査もある中で、第三者に見て欲しい

以前は工務店や不動産業者を信用できないから

管理してほしいという依頼が多くの依頼の根拠でしたが

最近は粗悪な建物が減って来たのか、その様な建設会社が減ったのか

お施主様と建設会社の間に違和感やトラブルが無いのに

依頼して来られる傾向があります。

安心したい

より良い施工をしてほしいと

省エネ化や耐震化が進む中で、建設会社の故意でなく

無知識による物や、ヒューマンエラーを無くしたいと言ったところでしょう。

先日も断熱材の検査に行って来ました。

この2つの写真の違いが分かるでしょうか?

1枚目の写真は非常に上手に断熱材が施工されています

他の個所も丁寧に施工されていました。

2つ目は中古住宅ですが袋の耳の処理が悪くて

柱や間柱に沿って断熱欠損が起きます。

一見すると、一般の方から見れば解りにくい事ですが

大工さんでも正確な施工方法を知らない方が居られます。

この時点で言えたので、手直し出来ましたが。

ボードを貼ってしまうと、赤外線で見ても断熱材は入っているので

指摘できなかったと思います。

基礎配筋や金物検査は最低の基準の検査が瑕疵保険や

法定検査により大きなミスは無くなってますが。

断熱材の検査はありません。

この様な工程こそ第3者をいれて検査される事をおすすめします。

#新築工程検査

#断熱材検査

#ホームインスペクション京都

#住宅診断京都

関連記事

サーモグラフィー 洗面床

ホームインスぺクションや断熱診断、雨漏り診断、雨漏り調査にサーモグラフィーが 利用出来ないかと実験

記事を読む

高所カメラ ドローンより便利!

弊社のホームインスぺクション(住宅診断)をお受けするときには 出来る限り、小屋裏診断、床下診断

記事を読む

中古住宅診断でレベル測定

ホームインスぺクション(住宅診断)を実施するとき 床や壁のレベル測定をします。 その時に

記事を読む

雨漏り原因発見 上からだけでは解らないケース

ホームインスペクションや住宅診断を依頼される場合 大きな理由のひとつに雨漏りがあります。

記事を読む

コーキングの劣化って・・

ホームインスペクション(住宅診断)に長く取り組んでいますが 最近モルタル仕上げからサイデイング

記事を読む

住宅ストック維持向上促進事業採択

今年になって、インスペクション仲間と立ち上げた IK「インスペクション関西有限責任事業組合」が

記事を読む

建物検査(ホームインスぺクション)の認知・利用状況 2013

現在ホームインスペクションの利用者はまだまだ少ない状況です。 私が言うインスぺクションは買主からの

記事を読む

表面が剥がれまくっている現場に遭遇した

凄い瓦の劣化の現場がありました。 写真の様な釉薬瓦の表面が割れたり、剥がれたりしている現象の原

記事を読む

基礎の配筋調査をしてみました。

https://youtu.be/w_tFcNnKAaw 中古住宅の耐震化リフォーム・省エネ化

記事を読む

日本ホームインスぺクターズ協会の理事を拝命しました。

令和4年6月24日 京都キャンパスプラザにて 日本ホームインスペクターズ協会定時総会が行われま

記事を読む

PAGE TOP ↑