住宅診断道具(レベルチェック)
住宅診断項目の基本のひとつにレベルチェックがあります。
床にしても壁にしても1000分の6が傾きが目安になりますが、
数字がすべてではありません。
住宅診断のレポートを作成するにあたり数字の明記は大切です、
第三者性や客観的な観点で診断する事が
ホームインスぺクションの大きな目的ですから、
私も診断の基本にしています。
然しながら数字だけで判断するのは危険です、傾いている場所やスパン(距離)等検討する情報は他にもあります。
レーザーレベルにより大まかな感じ、水平機により傾き。歩いてみた感覚やそこから判断できる原因によって
数字が大きくても比較的大丈夫な場合や数字が小さくても不自然な場合は詳細診断をおすすめしています。
ホームインスペクションは経験が大事な要素です。
診断を依頼される場合、特に中古住宅の場合は経験豊富な診断士を選択することをおすすめします。
ホームインスぺクション 京都
公認ホームインスぺクター
松田貞次
関連記事
-
伝統技術 曳家さんに学ぶ事
1月27日に宇治は平等院近くで有限会社曳家岡本の岡本直也氏がお仕事をされていると言う事で 現場
-
2018-10 神戸DHCリフォームフェア 講演
2018年10月14日神戸DHCリフォームフェアにて講演 2日間のオープンスペースでのセミナーの講
-
床下によくある基礎の劣化
ホームインスぺクションを依頼されるときには 必ず床下と小屋裏はセットで依頼して下さい。 ある一定
-
外壁の劣化 (解体しないと判らない)
先日の改修工事の現場です。 モルタル塗りの上に塗装されている 一般的な仕様です。 矢印の目
-
気温が下がるとサーモが活躍
ホームインスぺクション(住宅診断)にもいろいろ要望が増えて来ています。 省エネや耐震化が進むと同時
-
竹や木の根っこ強し!
中古住宅の床下に侵入した時の写真です。 床上からは解りません お住まいの方も知らなかった
-
ホームインスぺクターズ協会 近畿支部 スタートアップセミナー
2月27日 NPO ホームインスぺクターズ協会 近畿支部 スタートアップセミナーが開催されました。
-
検査道具・・木材含水率計測器
診断検査道具に含水率計測器があります。 文字通り木材に含まれる水分を測るのですが、
- PREV
- タイアップ事業採択 京(みやこ)安心すまいセンター
- NEXT
- 中古住宅購入に関するアンケートのお願い